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九州未来コンテスト
九州経済フォーラム 九州経済・産業戦略研究会は2月9日(土)13時30分より電気ビル共創館みらいホールにおいて、九州未来コンテスト(略称:Q-con)を開催した。
Q-conは、九州経済フォーラムの創立25周年記念事業の一つとしてスタートしたイベントで、経済界として学生の成長を支援する目的で実施する、学生のプレゼンテーション大会であり、単独での開催は初となった。
今年のテーマは「九州の羅針盤」。学生の考える九州の未来に対し、自分達が今後どう考え行動するのかを含めて一人7分間でプレゼンテーションを行った。九州在住の学生で25歳以下であれば誰でも応募可能であり、書類選考による一次審査、模擬プレゼンテーションによる二次審査を勝ち抜いた5組が、社会人と学生合わせて300人の前で発表した。
Q-conの特徴は、二次審査後に行われるコーチングであり、経済界の第一線で活躍する経営者から、提案内容のブラッシュアップをしてもらえる。今回も研究会メンバーが中心となって、計3回に渡るコーチングを行い、本番までの二週間、二次審査を勝ち抜いた登壇者は資料の修正を行った。
最優秀賞は九州大学大学院に在籍する、中国からの留学生のグループ「ハナハナSHO-CHUチーム」であり、九州の食文化である焼酎を、九州ブランドとして(焼酎祭りや焼酎を表現する動きを通して)海外に売り込むアイディアを披露した。主に発表を行った古元さん(24)は、「焼酎はお湯割り、水割り、ソーダ割りなど色々な飲み方があって楽しい」と語り、九州の宝である焼酎を、SNS等を用いて発信していきたいと発表を行った。
また、国立大学法人九州工業大学教授の佐伯心髙氏のコーディネートのもと、福一不動産株式会社代表取締役社長の古川隆氏、株式会社やずや代表取締役社長の矢頭徹氏、と学生4名による「成長」に関するパネルディスカッションを行った。
コンテスト終了後は、約150人が参加した交流会を開催し、学生は自分達の活動を積極的に社会人にアピールするなど、盛会のうちに終了した。